従来の誘導モータとは全く異なる方式による、
画期的な小型軽量の高効率AC同期モータ「ECOSYNCHRO」を開発いたしました。
起動時はDCブラシレスモータとして回転を立ち上げ、
同期回転に達したところでAC電源とモータコイルとを直結して同期運転をする方式のモータです。
起動回路部については、ハイブリッド化により、小型化、低価格化が図れます。
性能を出力50Wの場合で比較すると、従来の誘導モータの効率が約50%であるのに対して、
本モータは、約85%と非常に高効率であります。
本モータは、この小型軽量で高効率であるという特徴により、
ファンモータ、揚水ポンプ用モータ、循環ポンプ用モータ、真空ポンプ用モータ等、長時間運転での用途はもちろん、
その他一般用途向けのモータとしても優れた性能を発揮いたします。
本モータを世界中で広くご使用いただき、
高い省エネ効果によって地球環境の保全に役立てていきたいと考えております。

※動画準備でき次第アップ予定です。
ECOSYNCHROの主な特徴
| 小型 | 容積比で従来の誘導モータの約1/2を実現しました。 |
| 軽量 | 従来の誘導モータに対して約35%の重量を実現しました。 従来の誘導モータに対して40%以上の省エネを実現できます。 |
| 高効率 | ACを電源とする場合、DCブラシレスモータに対して40%以上の省エネを実現できます。 |
| 並列運転可能 | 起動回路1台で、出力や極数にかかわらず複数のモータの並列運転が可能です。 任意の1台について、低速のPWM運転による更なる相対的省エネ運転と同期運転を任意に制御可能です。 |
| フレキシブル起動回路 | 既に制御回路を有するシステムにおいては、本モータの起動回路部を既存の制御回路と一体的に構成することにより、大幅なコスト削減が可能です。 |
| 超低発熱 | AC誘導モータと比較して高効率の分、モータの発熱を大幅に抑えることが可能です。 出力7.6Wモータの比較で、従来の誘導モータでは26℃上昇に対して、本モータは温度上昇1℃と、大幅に発熱を抑えることができました。 |
5つのコア技術
| コア技術1 | 永久磁石のロータを使うことにより、励磁電流分のロスを排除することができます。 |
| コア技術2 | 一般に永久磁石を使ったモータはサイン波駆動するのが最も効率が良いとされています。本モータの場合、商用電源を使うため、完全なサイン波駆動となっています。 |
| コア技術3 | 2極2スロット、4極4スロットのため、構造的にコイル断面積の単純長方形化が可能であり、占積率の極大化が図れます。 |
| コア技術4 | モータ単体における発電波形を電源の交流波形と一致させるようにし、電力ロスの極小化を実現しています。 |
| コア技術5 | 力率が1に限りなく近いため、無効電力がほとんど生じません。 |
モータ構造

ECOSYNCHRO
出力10Wでファンモータ用として試作した本同期モータです。ステータコアが小さく、コイルもシンプルです。ロータは永久磁石のフェライトマグネットを使ったアウターロータ方式です。同期運転時にはホール素子は回転監視のみを行います。

従来の誘導モータ
従来の誘導モータは、ステータコアが大きく、重量が重くなる上に、コア材料費も相対的に高価になります。また、巻線コイルの結束が煩雑な作業となるため、コストの比率が高くなります。
